【今日から使える「トップの戦術」】張本・伊藤のバックハンド<ライオン卓球ジャパン・オープン2018 #1> 国際大会:Journal/ インフォメーション | VICTAS卓球用品

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【今日から使える「トップの戦術」】張本・伊藤のバックハンド<ライオン卓球ジャパン・オープン2018 #1>

トップ選手の戦術の中から今日から使えるものをご紹介する本企画。

 

今回は6月6日から10日まで北九州市立総合体育館にて行われた「LION卓球ジャパン・オープン荻村杯」の各種目優勝者の戦術に迫ります。

 

この大舞台で見事シングルスの頂点に輝いたのは、張本智和(JOCエリートアカデミー)と伊藤美誠(スターツSC)の両選手でした。

 

多くの中国選手がエントリーする中、張本選手は馬龍と張継科を破り、伊藤は陳幸同と王曼ユに勝利して優勝を掴みました。そこには両選手に共通する戦術が隠れていましたので2回に渡りご紹介します。

<バックハンドで相手を揺さぶる>

ジャパン・オープンを通して張本、伊藤両選手に共通していた点の1つ目は、バックハンドで相手を翻弄したことです。前陣でのバックハンドが元々得意な2人ですが、今大会ではそれが最大限に活きました。

 

特に「バックハンドからの各コースへの揺さぶり」が効果的だったと言えます。

 

ときにクロス、ときにストレート、さらにはミドルのコースまで的確にコースを散らし、相手を台から下げることに成功する展開が多く見られました。相手を台から下げてしまえば、中国選手のパワーのあるドライブもブロックやカウンターがしやすくなり、有利にラリーを運ぶことができていました。

 

それだけではなく、回転とスピードの緩急がさらに相手を苦しめました。張本選手の場合は、通常の上回転がかかったバックドライブに加えて、ラケット面を強くボールにぶつけ、無回転のスマッシュ気味に放つフラット打ちが冴え渡りました。

 

伊藤選手は通常はナックルが出やすい表ソフトをバックに使っていますが、予想外に回転量のあるバックドライブや、下回転にも見えるスピードの遅いブロックなどを巧みに使い分け、相手を振り回し、ミスを誘いました。

 

この戦術に持ち込まれるのを避けようと、対戦相手も必死に張本選手と伊藤選手のフォア側にボールを送りますが、両選手はその展開に見事に対応していたことも印象的です。

 

バックハンドの展開のみならず、バックハンドで有利な展開をつくった後のフォアハンドからの展開の強化も、両者に勝利をもたらした要因と言えます。

 

早速今日からバックハンドで相手を振り回す戦術を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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