2018.05.30
丹羽孝希選手が相手にチキータをさせたくない時に使うバックサーブをご紹介します。
POINT
・チキータをしにくいフォア前に、低くサイドライン際を狙う
・右利きにはミドル寄りから出すことでサーブが相手に届くまでに時間を短くする
・このサーブは、相手がチキータが上手く、レシーブから攻めさせたく無い時に丹羽選手が多用しているサーブです。
・チキータをさせないことを主眼におき、サーブの回転量よりも、高さとコースを重視します。
・丹羽選手は左利きであるため、相手が右利きの場合に、ミドル寄りから相手のフォア前に出します。これにより、バック側から相手のフォア前に出す時に比べ、自陣での1バウンド目から相手コートでの2バウンド目までの時間が短くなるため、相手がチキータで回り込みにくくなります。
・同様に相手が左利きの時はバック側に立ち、そのまま相手のフォア前にストレートに出すことでコート上の最短ルートをサーブが通過するため、相手がチキータで回り込むための時間が少なくなります。
・相手が左利きの時にはフォアサイドを切るサーブを使い、相手がフォアドライブで持ち上げてきた際にカウンターで狙う戦術も有効です。
・ 丹羽孝希インタビュー:「もっともっと強く」静かな男の熱い決意
・【技術動画】丹羽孝希のフォアサーブvol.1(順横下回転)
・【技術動画】丹羽孝希のフォアサーブvol.2(順横上回転)
・【技術動画】丹羽孝希のフォアサーブvol.3(逆横下回転)
・【技術動画】丹羽孝希のフォアサーブvol.4(逆横上回転)
・【技術動画】丹羽孝希(総集編)
【丹羽孝希選手 使用用具】
・ラケット:KOKI NIWA WOOD
・ラバー(フォア):V>15 Extra
・ラバー(バック):V>15 Extra