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粒高ラバー

失敗が魔球を…粒高ラバーって?

ツブ高ラバーとは、ツブの高い一枚ラバー、もしくはツブの高い表ソフトラバーのことを言いう。 1960年代に中国で開発された。その当時、『ツブ高』の存在は知られておらず、このラバーを使用していた中国選手の打球は“魔球”と言われ、恐れられていた。70年代の半ばまで粒高ラバーは 『一枚ラバー』だと思われていた。このラバーを使用していた選手のすごい変化球と通常の一枚ラバーよりも切れるカットは、強い手首で切っているんだ、と噂されたほどだった。 しかし、正体はツプ高ラバーだった。中国の選手がツブ高ラバーを使うようになったのは、中国の卓球ラバー工場のミスでツブの高い一枚ラバーができたことからであった。それを使ってみたら、自分自身もコントロールが難しかったものの相手も非常にミスが多かった。それ以後、その選手はそのラバーを使い続け、ツブが高いことは秘密にしていたという話がある。
 先に、粒高ラバーは60年代に中国で開発されたと紹介したが、実はそのだいぶ前に日本で考案されていた。昭和25年ごろのことだが、当時は1枚ラバー全盛時代。粒高は1枚ラバーに比べコントロールが難しく、また強力なトップスピンのない時代でツブ高の特徴が発揮できず、使えないラバーだと言われ、まったく普及しなかったのだ。しかし、時代は裏ソフトによる強力スビンへと変わり、それに対抗するラバーとして、ツブ高は“ダメラバー” から“要求されるラバー”へと姿を変えたのである。

 

相手の回転やスピードを味方にする不思議なラバー


カールP-1R(ソフト)
 
カールP-1R(OX)
 


カールP-3(ソフト)
 
カールP-3(OX)
 


カールP-3αR(ソフト)
 
カールP-3αR(OX)
 


カールP-2(ソフト)
 


カールP-H(ソフト)
 
カールP-H(OX)


カールP-4(ソフト)
 
カールP-4(OX)
 

ツブ高ラバーの特長は、何と言っても、相手のスマッシュやパワードライブに対して、カットやブロック(ボールの回転している方向ヘスイング)する とよく切れる点だ。ボールが当たった瞬間に長いツブが曲がり、ボールの衝撃を吸収するので、相手ボールの回転やスピードを殺すことができる。その上ツブが曲がったときに アンチスビン効果が発揮され、相手の回転やスピードがそのまま返ったり、予測不可能な変化ボールになって返球されたりするという不思議なラバーなのだ。そのために、相手の回転が強ければ強いほど、スピードがあればあるほど、カットは切れるし、ブロックも強い下回転になって返る。また、下回転 ボールに対しては、プッシュするとツブが「く」の字になり押し返すので、上回転になって返球される。このときに相手ボールに斜め回転がかかっていたりすると、その回転がそのまま残って返るので、 ボールが揺れたりするのだ。 しかし、ツブに腰がないために、相手ボールを利用するのは得意だが、自分から回転やスピードをかけにくいのがこのラバーの弱点。そのために、力のないナックル性(無回転)ボールは苦手で、コ ントロールが難しくなる。ツッツキなどもツブがうまく曲がらずにコントロールが不安定になるのだ。TSPから発売されているツブ高ラバーは、スポンジ付きの『カールソフト』シリーズと、一枚ラバーの『カールOX』シリーズ。P-1R, P-3, P-3αR,P-2(ソフトのみ) P-H,P-4の6種類があり、ツブの形状、高さ、変化度が違います。

(詳細はこちら→VICTAS JOURNAL:用具紹介『カールシリーズ徹底解説』

あなたの変化プレーに合ったラバーを選ぶようにしよう。

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粒高ラバーと戦型
粒高ラバーとメンテナンス

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