▼卓球ラケットの握り方
『死角のないニュートラルなグリップがおすすめ』
握手するようにラケットを握るのが「シェークハンドグリップ(Shake Hand Grip)」。
シェークハンドグリップといってもいろいろな握り方がある。それぞれ一長一短があるが、その人の顔や性格が違うようにグリップも一人ひとり違う。選手の身長、筋力、プレースタイルによって握り方を見るだけでその選手の卓球の長所、短所がわかる。
初心者が基本技術を身につけるときには、死角のない標準的な握り方をすることが上達への近道になる。
シェークハンドグリップには大きく分けて3種類ある。一つは標準的な「ニュートラルグリップ」、そして「フォアハンドグリップ」と「バックハンドグリップ」。
木原美悠(JOCエリートアカデミー)
まず、握ったらラケットが真ん中にまっすぐ腕の延長戦上にきていれば、これは「ニュートラルグリップ」。
ラケットのフォア面が体側に向いていたならば「バックハンドグリップ」。
反対にラケットのフォア面が外側に向いていたならば「フォアハンドグリップ」である。
現代卓球に求められているのは、早さと変化に対応できるオールラウンド卓球。そのために対応しやすいニュートラルグリップをおすすめする。
『ニュートラルグリップ』
文字通り標準的なグリップ。フォアハンドもバックハンドもやりやすい。
『フォアハンドグリップ』
腕を伸ばしたとき、腕の外側にラケットが向く握り。
フォアドライブやフォアクリップ(台上のはらい)は手首のひねりが使いやすくやりやすいが、フォアスマッシュ、バックドライブ、チキータなどのときは角度が不安定になったり、手首が使いにくかったりする面もある。
『バックハンドグリップ』
腕を伸ばしたときにラケットが腕の延長戦上より内側に向く握り。バックドライブ、チキータなどがやり易いが、フォアドライブ、フォアフリック、バックスマッシュなどがやりにくい。
<関連ページ>
【VICTAS JOURNAL:卓球用語集】
・グリップ(ペンホルダー)
・ラケットの削り方と握り方(ペンホルダー)
・グリップ(シェークハンド)の力加減
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