予選最終戦もベストの布陣、日本女子がアメリカを一蹴 国際大会:Journal/ インフォメーション | VICTAS卓球用品

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予選最終戦もベストの布陣、日本女子がアメリカを一蹴

●女子予選グループ・第5戦
〈日本 3−0 アメリカ〉
○石川 10、5、5 ウー・ユエ
○平野 6、2、1 エミー・ワン
○伊藤 6、7、8 リリー・チャン

日本、1時間15分あまりで試合を終わらせ、アメリカを一蹴!
予選グループの全5戦、ついに1ゲームも落とさずに勝ち抜いた。まさに驚くべき強さだ。

第2戦のエジプト戦のみ出場の早田、チーム最年少の長崎の起用も考えられた予選リーグの最終戦だが、日本女子は石川・平野・伊藤というベストメンバーで臨み、各選手の集中力は1本たりとも途切れなかった。第4戦のオーストリア戦後、「最後まで気を引き締めて戦いたい」と口を揃えた3人の選手たち。その言葉に偽りはなかった。

唯一、ジュースにもつれたのはトップ石川の第1ゲーム。元中国選手で、現在のアメリカ女子のエースであるウー・ユエのピッチの早い両ハンドドライブに、4−8までリードを許した。しかし、石川は決してあわてることなく、レシーブでも台上プレーでも打てるボールは一発の強打で狙い、難しいボールやつなぐと狙われるボールは冷静にストップやツッツキでつなぐ。この状況判断が最後まで冴えに冴えた。石川はベスト8に入った昨年の世界選手権時よりも、一段も二段も強さを増している。

2番平野は、エミー・ワンとの両ハンドの速攻戦で尻上がりに調子を上げた。第3ゲームはレシーブはほとんどチキータや台上バックドライブで仕掛け、11−1で試合を決める一方的な展開。「ハリケーン・ヒラノ」がついに目覚めた、という感じだ。3番伊藤も、リリー・チャンとの試合前の練習から気合い満点。少し攻めが粗い印象もあったが、3ゲーム目の10−8のマッチポイントでは、強烈なフォアフリックでのレシーブで試合を決めた。

試合になればチームの勝利のために戦う選手たち。一方で、今回の世界団体選手権は、相手のレベルに関わらず予選リーグ・決勝トーナメントで1試合勝利するたびに250ポイントのランキングポイントが与えられ、しかも2年先の2020年世界団体選手権(韓国・釜山)まで失効しない。代表選手にとっても大きな意味を持つ大会なのだ。「フォー・ザ・チーム」の精神と、2020年東京五輪を目指すチームメイト同士の静かなる戦い。表裏一体のようなふたつの要素が、選手たちを、そして日本女子チームを勝利へと導いていく。上写真は3番伊藤を応援する日本ベンチ、下写真は伊藤。

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