直前のオーダー変更、イングランドに強い丹羽の3番起用 国際大会:Journal/ インフォメーション | VICTAS卓球用品

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直前のオーダー変更、イングランドに強い丹羽の3番起用

 イングランドに敗れ、目標としていた予選グループ1位通過が難しくなった日本男子。大会前、倉嶋洋介監督は「前回大会では予選グループを全勝で通過することができて、それが決勝進出につながった。今大会も予選グループを全勝で1位通過したい」と語っていたが、イングランド戦では相手の主力であるピチフォード、ドリンコールに強い丹羽を3番に下げた。

 イングランドのオーダーは読みやすい。ピチフォードとドリンコールの2点起用に、3番がウォーカー。倉嶋監督はチームワールドカップでピチフォードに完敗した張本を、あえてまたピチフォードに当てるオーダーを組んだ。ベラルーシ戦で神がかり的な逆転勝ちを収めた張本の可能性を信じ、その成長をもっと見ていたいという思いがあったのではないか。

 試合後、倉嶋監督は「張本を3番に置いて、丹羽を2点使いにするか、最後まで迷ってしまった」とイングランド戦のオーダーについて言及した。大会前のプランでは、丹羽の2点起用は決まっていたが、本当に直前になってオーダーが変わった。「智和がサムソノフに勝った勢いで、もうひと伸びさせたかった。ワールドチームカップで負けていたピチフォードにリベンジできれば、さらに伸びると思った。彼はチームカップで負けていた黄鎮廷と荘智淵にアジアカップで勝っていましたから。ただ、相手のピチフォードは完璧でした。素晴らしかった」(倉嶋監督)。

 3番でウォーカーに敗れた丹羽は次のように語っている。「出来は悪くないけど相手の勢いがすごかった。(ウォーカーは)イングランドの3人の中で一番やりにくい相手だった。直前までぼくが2番手で出ると思っていたけど、(オーダーが)変わって、智和もぼくも心の準備ができなかった。相手の勢いに負けた感じです。気持ちはまだ切り替えられない。これから反省して、一晩寝て、予選を上がっていきたい」。

 倉嶋監督の視線の先には、2020年東京五輪が見えていたのかもしれない。団体戦での経験豊富な水谷と丹羽に加え、この大舞台で張本に経験を積ませ、さらに成長させたいという思いがのぞいた。結果だけを追い求めるなら、丹羽の2点起用だったが、試合の結果は覆らない。残る2試合、チャイニーズタイペイ戦とシンガポール戦に全力を尽くすしかない。

(記事・写真提供/卓球王国)

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