塩見が1ゲーム目を先取。2ゲーム目も塩見が前半リードしそのまま一気にゲームを奪った。塩見の打点の早いフォアハンドに長﨑が攻められる展開。
流れが変わった3ゲーム目。長﨑が序盤劣勢のところでタイムアウト。そこから長﨑の流れとなりそのまま長﨑がゲームを取るかと思われたが、塩見の粘りからジュースにもつれ込んだ。長﨑が回転量の豊富なバックドライブで粘り返し、3ゲームを奪取。
4ゲーム目、両ハンドドライブの精度が増してきた長﨑が要所でラリーを制してこのゲームを取りフルゲームに。5ゲーム目は、より緊迫したラリー展開となった。長﨑に序盤先行され3-5になったところで塩見がタイムアウト。しかし流れは長﨑に。長﨑の両ハンドドライブが威力を増し塩見を徐々に押し込む。最後は10-8から長﨑がフォアドライブレシーブ一閃でこの試合に決めた。長﨑が今年の全日本卓球ジュニア女子の頂点に立った。
(写真:脇屋徳尚)
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