令和元年度 全国中学校卓球大会がウカルちゃんアリーナで2019年8月20日(火)〜23日(金)まで開催されている。大会2日目は男女シングルス1,2回戦と男女団体戦決勝までが行われた。
女子団体(1回戦~決勝)の記事はこちら
男子団体戦を制したのは愛工大名電中。昨年連覇が途絶えてしまったが、すぐに王座を奪還した。
まずは、決勝トーナメント1回戦で前回優勝の中間東と対戦。注目の対戦となったが、ダブルスこそ落としたもののシングルスできっちりと3点奪い、中間東を下した。
準決勝の明徳義塾戦、決勝の野田学園戦は似たような試合展開に。
まずは前半に出場する鈴木が、接戦にはなるものの質の高い台上プレーからの豪快なフォアハンドで確実に勝利を挙げる。2台進行で行われていた萩原も惜しくも敗れたが、ガッツあふれるプレーで最後まで粘り、良い流れで後半につないだ。
2台進行のため前半のシングルスに続き、3番のダブルスと4番のシングルスが同時に行われたのだが、ここから3年生の吉山のプレーが凄かった。
隣の3番のダブルスは一進一退の攻防で進む中、吉山は全く相手に隙を与えない素晴らしいプレー。厳しいサービスレシーブからの両ハンドのストレート攻撃で相手を完封。この吉山のプレーにダブルスもエンジンがかかる。
2人の息の合った連続攻撃に加え、先に相手に攻め込まれてもカウンターブロックで得点を奪う。点数が競れば競るほど勝負強さを発揮し、特に準決勝の明徳義塾戦は最終ゲーム7-10と追い込まれてからの逆転勝ち。決勝でも2ゲーム目は12-10、3ゲーム目は15-13でゲームを奪い、チームの優勝を決めた。
観客席には先日まで鹿児島インターハイで戦っていた高校生や今枝監督、また愛知工業大学男子監督の森本監督の姿もあり、まさにチーム一丸での優勝となった。
決勝トーナメント1回戦
明徳義塾 3-2 実践学園
尾久八幡 3-2 上宮学園
愛工大名電 3-1 中間東
明豊 3-2 新発田東
野田学園 3-0 松戸第六
準々決勝
明徳義塾 3-0 花巻
愛工大名電 3-0 尾久八幡
安田学園 3-2 明豊
野田学園 3-0 浜松修学舎
準決勝
愛工大名電 3-1 明徳義塾
野田学園 3-1 安田学園
決勝
愛工大名電 3-1 野田学園
1.鈴木 3(-7,4,7,9)1 徳田
2.萩原 2(9,-5,-3,6,-8)3 飯村
3.中村/菅沼 3(7,10,13)0 玉井/岩井田
4.吉山 3(7,6,8)0 芝
優勝
愛工大名電
準優勝
野田学園
ベスト4
明徳義塾
安田学園
ベスト8
花巻
尾久八幡
明豊
浜松修学舎
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